【職場の人間関係に悩むあなたへ】上司との関係をラクにした3冊の本|実体験から学んだこと

社会人になって一番つらかったのは、仕事内容よりも“人間関係”でした。
特に「上司との関係」には、ずっと悩まされてきました。
話しかけるタイミングを見計らいすぎて何も言えなかったり、
言いたいことがあるのに角が立つのが怖くて言葉を飲み込んでしまったり。
「どうしてこんなに気を使ってばかりなんだろう…」
そんなふうに自分を責めて、どんどん疲れていった時期があります。
そんな私が、上司との関係に少しずつラクになれたのは、ある3冊の本との出会いがきっかけでした。
この記事では、その3冊を紹介しながら、実体験とともに「職場の人間関係を改善するヒント」をお伝えします。
上司との関係で一番大事なのは「伝え方」だった
どんなに仕事ができても、コミュニケーションでつまずくと評価は上がりません。
特に上司との関係では、報連相(報告・連絡・相談)の“伝え方”がカギになると感じました。
私が最初に読んだのは、
→「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力 [ 池上 彰 ]
テレビでもおなじみの池上さんが、分かりやすく伝えるための基本を丁寧に教えてくれます。
報告書の書き方や、話すときの順番、聞き手への配慮など、社会人の基本が詰まっていて、まさに「新社会人の教科書」だと感じました。
言いにくいことも「伝え方」で変わる
ある日、どうしても上司に改善提案を伝えたい場面がありました。
でも「否定されたらどうしよう」「機嫌を損ねたら…」と、何度も言葉を飲み込みました。
そんなとき助けになったのが、
この本では、“言いにくいことを伝えるためのテクニック”がたくさん紹介されています。
たとえば、「◯◯してもらえませんか?」ではなく「◯◯していただけたら助かります」と言うだけで、相手の受け取り方が全然変わる。
私はこのテクニックを実際に使ってみて、初めて上司から「なるほど、それで?」と前向きに話を聞いてもらえました。
言葉の力って本当に大きいです。
自分自身のマインドも整える
上司との人間関係は、「自分がどう思われているか」ばかりに意識が向いてしまうと苦しくなります。
そんな時に読んで救われた本があります。
→「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方/岩田松雄
この本では、上司としてのあり方や人との向き合い方について書かれていますが、部下側の視点で読んでも学びが多いです。
「上司もひとりの人間なんだ」と思えるようになり、距離感が自然に変わってきました。
まとめ:本を味方につけて、人間関係のストレスを減らそう
職場の人間関係、とくに上司との関係は、社会人にとって最大のストレス源のひとつです。
でも、ちょっとした考え方の転換や言葉の選び方で、少しずつラクになることもある。
今回紹介した3冊は、私にとってその第一歩になりました。
- 『話す・書く・聞く能力が仕事を変える』池上彰
- 『伝え方が9割』佐々木圭一
- 『ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方』岩田松雄
もし今、職場の人間関係で悩んでいるなら、ぜひこの3冊を手にとってみてください。
「変わるきっかけ」は、意外と身近なところにあるかもしれません。
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