大人になってからの友達作りが難しい理由と、僕が見つけた答え

子どものころは自然にできた友達
「大人になってから、友達を作るのが難しくなった」──そんなふうに感じたことはありませんか?
子どものころ、友達を作るのは簡単だった。
同じクラス、同じ遊び、同じ時間を共有しているだけで、自然と仲良くなれました。
僕の幼少期はガラケーすら無かったですからね
「一緒にサッカーしよう!」
「このゲーム好き?」
そんなひと言だけで、すぐに距離が縮まった。
特に深く考えることもなく、ただ一緒にいて楽しい、それだけで十分だった。
でも、大人になるとそうはいかない。
社会に出て、環境も価値観もバラバラになり、
「友達を作る」ことが、いつの間にか難しいものになっていた。
大人になって友達作りが難しくなる理由
1. 環境がバラバラになるから
学生時代は、同じ場所で同じ目的を持った人たちが集まっていた。
でも社会に出ると、職場も住む場所もバラバラになり、
共通点がほとんどない状態からのスタートになる。
「共通の話題がない」
「価値観が違いすぎる」
そんな壁を前に、自然に仲良くなるハードルはぐっと高くなる。
2. 警戒心が強くなるから
大人になると、裏切りや失敗、人間関係のトラブルを経験している人も多い。
だからこそ、無意識に警戒してしまう。
- 「この人は信頼できるだろうか?」
- 「後でトラブルになったらどうしよう?」
そんな気持ちが先に立って、なかなか素直に心を開けなくなる。
本音を見せるのが怖くなる。
だから、当たり障りのない会話ばかりになってしまう。
3. 忙しさに追われてしまうから
仕事、家事、育児、自己投資…。
大人にはやるべきことが山ほどある。
「友達を作ろう」と思っても、
時間も気力も、なかなかそこまで回らない。
結果、せっかく知り合っても、続く関係になる前に疎遠になってしまうことが多い。
無理に友達を作ろうとして疲れた話
僕も一時期、
「大人になってから友達を増やしたい」と思って、
いろんな集まりや交流イベントに参加してみた。
最初はワクワクした。
知らない人と話すのは刺激的だったし、新しい出会いも楽しかった。
でも、続かなかった。
- 話が浅いまま終わる
- 気を遣いすぎて疲れる
- 本当の自分を出せない
そんなことを繰り返しているうちに、
「これ、ただ無理して作ろうとしているだけじゃないか?」と気づいた。
本当に友達になりたいわけじゃない。もちろん続いていけば嬉しいけど…
ただ「友達がいないと寂しい」という不安を埋めたかっただけかもしれない。
無理に繋がろうとすると、
かえって孤独感が増してしまうことを知った。
「無理しない友達作り」という考え方
イベントなどは参加してますが、無理に友達を作ろうとするのをやめた。
「友達が多い=幸せ」という思い込みも捨てた。
その代わりに、
自然に仲良くなれた人を大切にしようと決めた。
- 無理に話を合わせなくてもいい
- 頻繁に連絡を取らなくてもいい
- 会ったときに素直に笑い合える、それだけでいい
そんなふうに考え方を変えたら、
心がすごくラクになった。
そして、不思議なことに、
自然に仲良くなれる人が数人だけど増えた。
まとめ:大人の友達作りは、数より質
大人になってからの友達作りは、たしかに簡単じゃない。
子どものころのような「無条件の友情」は、もうなかなか手に入らないかもしれない。
でも、それでいいと思う。
無理に友達を作ろうとしなくていい。
無理に自分を取り繕わなくていい。
たった一人でも、
ありのままの自分を受け入れてくれる人と出会えたら、それは十分な奇跡だとおもいます。
大人の友達作りは、「数」じゃなくて「質」を大事にすればいい。
焦らず、無理せず、
自分らしくいられる関係を、少しずつ育てていこう。
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