【実体験】イエスマンをやめたい人へ|断れず疲弊した過去から学んだ脱出方法

トモさん

イエスマンをやめたいけど怖かったあの頃

「イエスマンをやめたい」と思いながらも、なかなか断れなかった過去があります。
当時の私は、上司や同僚に頼まれた仕事をすべて引き受けていました。

「断ったら評価が下がるかも」「次の仕事に影響が出るかも」
そんな不安が頭から離れず、何でも「はい」と引き受ける。

その結果、都合よく使われるようになり仕事量が増え、心も体も疲弊していました。

この記事では、そんな私がイエスマンから脱出できた体験談と、
同じ悩みを持つあなたへ向けた具体的な方法を紹介します。

イエスマンになってしまう理由とは?

イエスマンになってしまう背景には、いくつか共通する心理があります。
ここで一度、なぜ私たちは断れないのかを整理してみましょう。

人間関係を壊したくない恐怖

「断ったら嫌われるかも」
「今後の関係に悪影響が出るかも」

こういった恐れから、つい頼みを断れなくなります。
特に職場では、一度関係が悪くなると後が怖いという不安があります。

いい人でいたいという思い込み

「頼まれたら断らないのがいい人」
そんな思い込みが、知らず知らず自分を縛ってしまいます。

しかし、無理を続けることで、自分自身がどんどん苦しくなっていきます。

自分に自信がない

「自分は断れる立場じゃない」
「断ったら価値が下がるかもしれない」

こうした自己肯定感の低さも、イエスマンを続けてしまう原因のひとつです。

イエスマンから脱出するために実践したこと

ここからは、私が実際に試して効果があった方法を紹介します。
無理に一気に変わる必要はありません。小さな一歩から始めましょう。

小さな「NO」を言う練習

最初は簡単なことから断る練習をしました。
たとえば、雑務や明らかに自分じゃなくても良い仕事に対して、
「今手がいっぱいなので難しいです」と伝える。

これだけでも、心が少し軽くなりました。

できないことはきっぱり線引きする

どんなに頑張っても、すべてを引き受けることはできません。
「ここからは自分の責任ではない」
「この仕事は無理だ」と、心の中で線引きをするよう意識しました。

冷静に線を引けるようになると、断ることへの恐怖も少しずつ和らぎました。

相手の機嫌より、自分の健康を優先する

以前は相手の顔色ばかり気にしていました。
でも、無理を続けた先に待っていたのは、ただの疲弊でした。

「自分を守るために断ることは悪くない」
そう考え方を変えたことで、徐々に負担が減っていきました。

断るのが怖いときの対処法

それでも、断ることには勇気がいります。
ここでは、私が実践して効果があった「怖さへの対処法」を紹介します。

言い方をやわらかくする

断るときに「NO」だけを突きつけるのではなく、
「今回は難しいですが、また次回お願いします」という言い方を意識しました。

柔らかい断り方を覚えるだけでも、心のハードルはぐっと下がります。

断った後のことを考えすぎない

「断ったらどう思われるかな」と延々考えてしまうこともありました。
でも実際は、相手はそこまで深く気にしていません。

断った後は、いったん深呼吸して「気にしない」と割り切る。
不安だった断った後は意外と何もないです。

自分を守る勇気を持つ

断ることは、自分を守るための行動です。
相手の期待に応え続けるためにも、無理をしないことが大切です。

「自分を守ることは悪ではない」
この考え方が、イエスマンから脱出する大きな支えになりました。

まとめ|イエスマン脱出は未来を変える第一歩

イエスマンを続けると、必ずどこかで限界がきます。
かつての私のように、無理を重ねて疲弊してしまう前に、
小さな「NO」から始めてみましょう。

最初、断る時は怖いかもしれません。
でも、自分を守るためには必要な一歩です。

そして、本当にあなたを大切に思う人は、あなたが断ったからといって離れていきません。

自分を大切にすること。
無理をしない働き方を選ぶこと。
その積み重ねが、未来を必ず変えていきます。

今日から、少しずつイエスマンを卒業していきましょう。

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人間関係の悩みをテーマに、自分の体験や経験をもとに主に会社・日常生活で役立つ情報を発信しています。 皆様の困ったを解決の ヒントになればと思っています。
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